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味楽酒房「豊千(ほうせん)」

味楽酒房「豊千(ほうせん)」

江戸時代には今切口渡船港として東海道屈指の要所だった新居町。
全国で唯一、当時の建物が現存する関所のあるまちとしても有名です。
「味楽酒房 豊千」はその関所のまさに真ん前にあります。
街の居酒屋としてオープンして9年目、今年2月に現在の場所に移転し、24名まで収容の宴会場も備え広くなったお店で、大将の松井さんにお聞きしました。

「やっぱり魚は浜名湖で獲れるものがメインですか」
「そうですね、新居の遊船(ゆうせん・釣り船のことです)の船長が仕事の合間に自分で釣り上げた魚を直接買い付けてるんです。今ならカサゴやまだヒラメも出ますね。これから夏にかけてはアジ・イカ・タチウオあたりがあがると思いますよ。」

やはり釣った魚は、魚の傷みが少ないので、網で捕ったものに比べ鮮度がまったく違うそうです。

「ただ毎日必ず捕れるわけではないですから、そういうときはもちろん市場に買い付けに行きます。多くは豊橋の市場で、ほとんどが三河湾の地魚を仕入れます。」
「以前のお店は居酒屋の雰囲気が強かったですが、ここは食事処のイメージですね。」
「ええ、どうしても宴会場を作りたかったものですから。おかげさまで法事などでご利用いただくお客様がとても多くなりまして、今では昼の営業もしているんです。」

味楽酒房「豊千(ほうせん)」

「ということはランチも」
「20食限定で週替わりのメニューでやらさせていただいてます。昼にお越しいただいた方がご家族の集まりなどで再度お使いいただけるようで…」

火曜〜金曜の11:30からのランチは大皿に9種のおかずと、茶碗蒸し、ごはんにお味噌汁、食後にデザートとコーヒーがついて¥1050。毎日12:00過ぎには完売してしまうそうで、ランチ狙いはお早めに、です。

夜の部で常連さんが必ずオーダーするのは、近海の魚以外にも、「もつ煮込み」や「ゴボウチップス」「セロリ酢」などのお酒の進む居酒屋王道メニューだそうです。新店になってからは夜もコース料理の方が人気とのこと。11品ついた「豊千コース」が¥3000からです。

お酒の人気はやはり焼酎。麦なら「夢ひらり」の豊千オリジナルボトルでキープするのが人気です。600ml入って¥1365。2〜3人で行くなら絶対お得です。日本酒なら燗がおすすめの、静岡は藤枝の地酒「初亀」。大将が移転オープン前に吟味に吟味を重ねて選んだ逸品で、2合弱入って¥735です。

味楽酒房「豊千(ほうせん)」

「ところで大将は大の日本酒党でしたよね、今いちばん好きな銘柄はなんですか?」
「石川のお酒で『宗玄』が気に入ってますね。どっしりとして、クセがある酒です。基本的に無ろ過で生原酒が好きです。クセがあるんでお店では置いていないですけどね。」
なかなか売っていないそうなので日本酒好きの方は見つけたらゲットしてみてはいかがでしょうか?

編集後記
関所のまさに正面ですから、浜名湖近辺にドライブの折のお昼時や、新居駅からもすぐですから、ご宿泊の際の夕食時などにもご利用いただけます。
基本的には日曜休みですが、月によっては営業していることもあるそうですので、お問合せくださいとのことです。

(聞き手:スタッフ 鈴木)

味楽酒房「豊千(ほうせん)」

静岡県浜名郡新居町新居1224
TEL:053-594-3140
営業時間:昼 11:30〜14:00
     夜 17:30〜23:00(月〜木)
          〜24:00(金〜土)
定休日:日曜日